第196回 TBSラジオ番組審議会   『TBSラジオ開票特別番組 総選挙スペシャル2021 ~自公政権への信任か?野党共闘への期待か?それとも・・・有権者の選んだ未来は』

2021年11月29日(月)第196回 TBSラジオ番組審議会より
2021年10月31日(日)放送(午後8時00分~翌日午前1時00分)
「TBSラジオ開票特別番組 総選挙スペシャル2021 ~自公政権への信任か?野党共闘への期待か?それとも・・・有権者の選んだ未来は」

 

審議委員(敬称略)

委員長 渡邊 久哲
副委員長 伊藤 英敏
委員 横山 真司 ペリー荻野 浜田 敬子 望月 優大 児島 満理奈

 

局側担当者

  • 三村社長
  • 武田番組審議会担当役員
  • 川原UXプランニング部番組担当
  • 野口番組プロデューサー
    志村UXプランニング部員
  • 加藤番組審議会事務局長

 

委員の主な意見

〔審議対象番組〕
2021年10月31日(日)放送(午後8時00分~翌日午前1時00分)
『TBSラジオ開票特別番組 総選挙スペシャル2021 ~自公政権への信任か?野党共闘への期待か?それとも・・・有権者の選んだ未来は』各選挙区の開票速報、各党党首や幹部へのインタビューや記者による政党レポート。そして、スタジオには論客らを迎えくりひろげた5時間の衆議院選挙の特別番組。パーソナリティは荻上チキ・武田砂鉄・安田菜津紀・TBSラジオ澤田大樹記者ほか。初の試みとしてYouTubeおよびTwitterへのライブ配信も実施。



〔委員の主な発言〕
◇今回の選挙はまでと比べてジェンダー、LGBT、夫婦別姓などを意識したものになっていたという印象があります。そうだからこそ若い人たちのために、これからの世の中を私たちはしっかりと選択しなければいけない。という思いを新たにした放送でした。

◇印象的だったのは、ある党の幹部の方が「荻上チキさんの質問が一番緊張する」とおっしゃっていたことです。チキさんの質問に対して政治家の方たちも構えている。そういうスタンスのパーソナリティがいるというのはすごく心強いなと思いました。

◇「〇〇さん当確です」「議席数はこうなりました」ということを適宜情報として流して頂いていますが、音だけで聴いていても頭の中で整理がつかず、選挙結果が分かりにくいところがあったと思います。

◇ラジオの強みは何だろうと思って聴いていました。やはりネット番組がもっていないのは記者だと思います。TBSラジオには多くの記者の方がいらっしゃる。現場からの中継なども記者がいるからできることだなと感じました。

◇僕は表情が見えていたユーチューブの方が見やすくて、聴きやすいかなと感じました。ラジオとしてこれをどう使っていくのかというのは、難しいテーマだなと思いながら見させて頂きました。

◇今回の放送を聴いて少し意識が変わったのは、TBSラジオさんがもっと発信し、番宣するべきという思いではなく、こういう番組を自分がリスナーとして、取りにいかなければいけないんだ。という思いになった事です。そういう考えをいだかせる番組を作って頂いているのが素晴らしいと感じました。

◇しっかり聴いて理解できるリスナーは面白いと思いますが、あまり関心のない人は聴けないだろうと思いました。それを次回の選挙特番でどの様に改善していくのかが大きなテーマだと感じました。

(TBSラジオ番組審議会事務局)