- 2025年12月19日(金)第237回 TBSラジオ番組審議会より
- 今年印象に残った番組・TBSラジオの放送全般に対するご意見について
審議委員(敬称略)
| 委員長 | 渡邊 久哲 |
|---|---|
| 副委員長 | 浜田 敬子 |
| 委員 | 望月優大 川口あい 大石英司 片庭慶子 |
局側担当者
- 向山会長
- 藤井番組審議会事務局長
審議内容
『今年一年間のTBSラジオ全般に対する意見をアンケートにてお答えいただきました』
今年特に印象に残ったTBSラジオの番組はありますか?ございましたら、その理由もあわせてお書きください。
TBSラジオ番組全般についてのご意見、及び今後のTBSラジオに望むことをお教えください。
- 「大島由香里Brand-NewMorning」 4月からスタートした新番組で、生島さんの後継ということで、プレッシャーもあったと思うが、新しい朝の顔としてさわやかにお話をする大島さんの落ち着いた声・トーンがとてもよかった。シングルマザーで、早朝からの生放送と、夕方の番組MCを務めてる点については労働環境の心配もありつつ、働く女性のロールモデルとしても注目されると感じた。
- 「荻上チキSession」 シリーズ社会をどう生きるか?において「きょうだい児」のくくりについて、自認がしづらく、自分が支援の対象だったとあとから気づく点など、非常にリアルな現場の課題感が浮き彫りになった。まだまだ可視化されていない社会課題もフィーチャーする点がSessionの醍醐味のひとつであると再認識した。
- 「宮館涼太のロイヤルサロン」バラエティで垣間見えるクレバーさが、より引き立ち、更に人柄も感じられる番組で、スポンサー視点で見たときに、魅力的な番組なのではないかと思いました。
- 「こども音楽コンクール」人気タレントや著名人を抜擢してリスナー獲得を狙う番組作りがなされる中、こうした文化番組が長く親しまれていることに、TBSラジオの“豊かさ”を感じました。 一般の人がTBSラジオに出演できるという特別な経験は、ご本人とご家族や学校関係者にとっての貴重な経験となることはもちろんですが、偶然この番組に出会ったリスナーにとっても、大人顔負けのハイレベルな歌や音楽は、十分に引きつけられるクオリティーだと思いました。
- ラジオ番組そのものではないのですが、ジェーン・スーさんのPodcast番組「オーバー・ザ・サン」とアエラのコラボ(ムック制作)が印象的でした。メディアを越えたコラボレーションによって、ファンの人たちにとって「お宝」のような記念雑誌を残せるだけでなく、それまでのファン以外の人にも訴求できるいい事例だなと感じました。
TBSラジオの広報および番組宣伝のあり方、SNS・コミュニケーションツールの活用、発信の仕方についてご意見があればお聞かせください。
- 今年はフジテレビ問題などあるなかで、生島ヒロシさんの降板などTBSラジオとしても非常に困難なシーンが多数あったと存じます。審議会においても、こうしたコンプライアンス上の課題に関して真摯に向き合って議論をしてくださり大変ありがたく、学びがありました。
- 新しい才能あるパーソナリティの発掘にいっそうの尽力されることをひたすら願っております。報道番組や娯楽番組も課されるコンプライアンス条件が年々厳しくなって、現場ではこれまでになかったさまざまなプレッシャーを感じていることと思います。スタッフとともにそれらを乗り越えて新しくTBSラジオの文化を築いていける才能の発掘をぜひともお願いします。
- エンターテインメントの力をもって、社会問題への発信を期待します。 新聞や報道番組と違い、エンターテインメントには社会問題へ向かう人々の意識を柔軟化する「ソフトパワー」があると思っています。私自身、シリアスな問題や難しい事象について映画や漫画を入口にすることも多いのですが、ラジオの場合、視聴者との距離の近さから、「知る入口」プラス「少しの行動」まで繋がる距離感も近いのではと感じます。数あるエンターテインメント媒体の中でも「距離の近さ」という特徴を生かして、社会問題へのアプローチを期待します。
TBSラジオ番組審議会の運営、会の進行などについて、ご意見や要望などがあれば忌憚の無いご意見をお願いいたします。
TBSラジオ番組審議会事務局
- 番組ごとでSNSやYoutubeなどのプラットフォームの活用に差異があり、ひとまとまりのチャンネル/アカウントパワーが発揮されていない点が、リスナーエンゲージメントおよびマネタイズの観点からも非常にもったいないと感じる。特にインターネットの活用についてはぜひとも前向きな改善を議論したい。
- やれる範囲はすべてやっておられるのではないかとお見受けします。このSNS部分も含めたマネタイズがされないと、運用を手厚くすることもできないと思いますので、マネタイズ→運用強化のサイクルをぜひ回していただければと考えております。
- 他のメディアとのコラボはラジオを聞いていない人にまで訴求する力になると思います。ラジオ番組だけでなPodcast番組も含めて。
- 特にYoutubeでは番組別のチャンネルも作成を進められて、それぞれチャンネル登録者数が増えていそうですね。コンテンツを届ける方法を多様化していくことで、リーチを広げたり、マネタイズの方法を広げていくことに引き続き期待します。 普段の審議会では番組単位の審議となるので難しいところもありますが、ラジオ局全体としての動き、横串になるような部分についても意識しながら、個々のコンテンツについて聞いたり、お話したりしていけたらと考えています。
- 以前、審議会資料の中に、制作サイドからの確認ポイント(たしか「出演者間の声かぶりは気になりますか?」)が書かれていたことがあり、今後ももし制作者の方々のほうで気になっていることなどがあれば事前にお知らせいただけると、更に良い双方向の意見交換に繋がるのではないかと感じました。 他、特に審議会の運営につきましては特に要望などございません。
- コメントのあとのやりとりなど、以前より充実してきているように感じており、より良い形になっているのではないかと思います。