- 2020年1月27日(月)第178回 TBSラジオ番組審議会より
- 2020年1月16日(木)放送(6時30分~8時30分)『森本毅郎 スタンバイ!』
審議委員(敬称略)
委員長 | 大石 裕 |
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副委員長 | 伊藤英敏 |
委員 | 横山 真司 ペリー荻野 水科 孝之 増田 弥生 鬼丸 暢子 |
局側担当者
- 三村社長
- 碧海取締役
- 門田編成局長
- 長谷川制作・情報部長
- 鯨井番組プロデューサー
- 吉野経営企画局長兼番組審議会事務局長
審議対象番組
2020年1月16日(木)放送(6時30分~8時30分)
『森本毅郎 スタンバイ!
委員の主な発言
- 落ち着いて聴ける番組という印象。2時間ずっと聴いていると自分の人生の中で経験したこともたくさん出てくるので共感できる。森本氏が大家さんを務める「長屋」に様々な人が報告や相談をしにきて、それに上手く同調する対話のテクニックは森本氏ならではと感心した。
- 30年放送しているということで、すごく安定感を感じるが、個人的には違和感もある。出演者がコメンテイターも含めてほとんどが男性で、どの話題にも女性的な視点が全くなかったというのはどうかと感じた。「子育てと社会」の話題にも森本氏のコメントがなかったのは残念。
- どこから聴き始めても、通して聴かなくてもニュースや話題が耳に確実に簡潔に届くということで朝のあわただしさの中で非常に重宝しているリスナーも多いだろう。ニュースも掘り下げて解説してくれるのでとても情報収集に役立つ番組だ。
- 多様化する現代社会で、この番組はターゲットをどこに置いているのかが少し気になった。安定感・安心感は申し分ないが、出演者が年配の方ばかりなので、そのコメントが社会にもっと切り込んでほしいと思っている30代・40代に届いているのか気になった。
- 20年以上聴いているが、聴き始めたときの印象から全く変わらない、いわゆるマンネリなのだが、それにこそ好感が持てる。ニュースの解説から「万年筆」の話まで、話題が豊富。聴いているだけで「見えてくる」と感じさせる話術はすばらしい。
- 育児中の私には、今知るべき政治・経済はもちろん、硬軟取り混ぜた様々な情報を新鮮にわかり易く伝えてくれてとてもしっくりきた。私のような立場にいる人にとっては最適な番組と感じる。
- 森本氏のコメンテイターに対する相槌が間合いといい、非常に適切で、次なる言葉を引き出す話術はさすがと感じる。テレビのワイドショー的な報道番組や他のメディアと比較しても、報道・解説・論評がとてもわかり易く、ニュース番組として質が高い。 >
TBSラジオ番組審議会事務局