- 2020年2月17日(月)第179回 TBSラジオ番組審議会より
- 2020年2月9日(日)放送(22時30分~23時00分)『今晩は吉永小百合です』
審議委員(敬称略)
委員長 | 大石 裕 |
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副委員長 | 伊藤英敏 |
委員 | 横山 真司 ペリー荻野 水科 孝之 増田 弥生 鬼丸 暢子 |
局側担当者
- 三村 社長
- 碧海取締役
- 門田編成局長
- 長谷川制作・情報部長
- 御舩番組プロデューサー
- 吉野経営企画局長兼番組審議会事務局長
審議対象番組
2020年2月9日(日)放送(22時30分~23時00分)
『今晩は吉永小百合です』
吉永小百合さんの唯一のレギュラー番組。優しく親しみやすい語り口で、他では聴けないパーソナルトークを繰り広げます。2005年10月にこの番組がスタートしてから14年、前身の番組『吉永小百合 街ものがたり』から数えると20年以上TBSラジオでパーソナリティを務める吉永小百合さんの世界観がたっぷり詰まった番組。
委員の主な発言
- 番組に送られてきたお便りも、間に流れる楽曲も吉永小百合さんの世界観に包まれていてとても感動的な番組。要望としては、その優しい語り口で、社会問題に取り組んでいる人々や活動を紹介して元気づけたり、大切な人への手紙を吉永さんにぜひ代読してもらいたい。
- リスナーからのメールを紹介する放送回だったが、メールを「お便り」と紹介するあたりはメールというデジタルなものを吉永さんのフィルターがかかって、アナログ的な良き雰囲気を感じた。
- 日曜日の夜に、次の日に仕事が始まる人々にとっては癒し効果とストレスから解放してくれる効果があり、心を整えるのに絶妙な内容。パーソナリティーの在り方がリスナーの質や番組の質をここまで左右するのかとしみじみ感じた。
- まさしく吉永小百合ワールドを実感できる内容。吉永さんの存在が番組の中心にあって安定感・安心感は群を抜いている。しいて言えば、まったく批判すべきところがないところが欠点とも言えるかもしれない。
- リスナーからも提供社からも愛されている番組なんだなと強く感じた。今ラジオ全体が長時間の情報番組とか、とてもテンポの速い番組が特に平日は多い中で、この日曜日の夜の30分番組の良さを象徴的に感じることができる番組である。
- 年齢・性別関係なく吉永さんに接点を持ちたいというリスナーがたくさんいて、それを感じさせる番組。20数年の長きにわたり、いろいろと変遷があったと思うが、「ここまで至ったんだな」と思いをはせた。
- 完成度が非常に高い。話し方のテンポは至って緩やかだが、それを遅すぎるとは感じさせないすごさがある。完成度が高い分だけ、あえて批判すると、予定調和的な部分が多すぎるということも感じた。
TBSラジオ番組審議会事務局