- 2020年4月27日(火)第181回 TBSラジオ番組審議会より
- 2020年4月2日(木)放送(13時00分~15時30分)『ハライチのターン!』
審議委員(敬称略)
委員長 | 渡邊久哲 |
---|---|
副委員長 | 伊藤英敏 |
委員 | 横山 真司 ペリー荻野 水科 孝之 増田 弥生 児島 満理奈 |
局側担当者
- 三村 社長
- 碧海取締役
- 門田編成局長
- 長谷川制作・情報部長
- 阿部番組プロデューサー
- 吉野番組審議会事務局長
審議対象番組
2020年2月2日(木)放送(13時00分~15時30分)
『たまむすび』
この番組は、個性的な曜日パートナーと一緒に、午後の時間を明るく楽しく過ごせるよう様々な話題を提供するトーク&バラエティ番組です。
この日の放送は、赤江珠緒さんが体調不良のため、急遽自宅から電話で出演。この日の「たまむすび」が初めてリモート出演という新しいスタイルを実施しました。
委員の主な発言
- リモート出演は非常に新鮮な感じがした。むしろ聴いている人は楽しかったのではないか。通常放送にはないハプニングもあり、特別感があって面白かったが、元に戻ったときにどうなるのかと少し心配にもなった。
- こういうハプニングがあると、リスナーとの距離をはかれると思う。リスナーも楽しんでいたようで、10年近く放送しているこの番組の底力を感じた。聴取者と電話同士でつながって話すという昔ながらの方法もむしろ新鮮で面白いやり方だったのではと興味深かった。
- 電話でのリモートのトークも赤江珠緒の絶妙さはそのまま活きていたし、土屋礼央との掛け合いも全く聴き苦しくなかった。急遽リモート出演が決まったことでの若干の準備不足とバタつきはあったが、事前準備さえすれば今後も十分成り立つと思う。
- 出演者もそうだが、リスナー個人にとっても、リモートで相手が見えないときに自分のコミュニケーション力が必ずしも完璧でなかったことや、わからなかったことに気づくことができたのであれば、この日の機会は今後すごくプラスに働くと思う。
- この日の番組全体を通じて、通常時にはないライブ感があって、これこそがラジオの醍醐味と思った。土屋礼央は目の前に相手がいないと感じさせない反射神経で、説明力もあり、とても上手いパーソナリティーだ。
- なぜリモート出演することになったのか、そしてスタジオがどんな状況か、など想像力を働かせながら興味深く聴いた。固定電話での出演、FAXの話題など「昭和のテレワーク」のようなことであれだけの番組クオリティが保てたことに感心した。
TBSラジオ番組審議会事務局