- 2021年4月26日(月)第191回 TBSラジオ番組審議会より
- 2021年4月11日(日)放送(10時00分~11時55分)『安住紳一郎の日曜天国』
審議委員(敬称略)
委員長 | 渡邊久哲 |
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副委員長 | 伊藤英敏 |
委員 | 横山 真司 ペリー荻野 浜田 敬子 望月 優大 児島 満理奈 |
局側担当者
- 三村社長
- 碧海取締役
- 加藤UXデザイン局長
- 長谷川UXプロデュース部長
- 川原番組プロデューサー
- 吉野番組審議会事務局長
審議対象番組
2021年4月11日(日)放送(10時00分~11時55分)
『安住紳一郎の日曜天国
この番組は、日曜午後の行楽気分を更に向上させる週末情報バラエティーであり、
すべてのラジオ番組の中で、最も聴かれている番組です。
2005年4月にスタートし、今年1月に放送800回を迎えた長寿番組でもあり、
TBSラジオを代表する番組です。
委員の主な発言
- 全体的に日曜日の朝のゆったりした時間を過ごすのにうってつけの番組。題材も日常的な、 ある意味他愛もない話題を安住アナウンサーが面白く料理していて、安心して聴くことができる良質な番組だと思う。
- 安住アナウンサーの存在感、印象が強いので、アシスタントの中澤さんの個性が見えない。もう少しリアクションをするなり、キャラクターを立たせたほうが、トーク番組としてより面白い内容になるのではないか。
- ゆったりしすぎている印象。それが長年の放送の中で培った良さなのかもしれないが、トーンが単調で、「もっと知りたい。もっと情報がほしい」というタイプの人間にはずっと聴き続けるのはつらい気がする。
- 安住さん独特の「毒」があって面白いという部分はあると思うが、昨今のジェンダー意識の高まりの中では結構厳しい表現もあった。そこに中澤さんのツッコミがないと、冗談で終わらず、そのままの表現になってしまう。中澤さんが遠慮しているように感じた
- 清水ミチコさんとのゲストトークはとても面白かった。ラジオでも安住さんのトークを引き出す力はインタビュー形式になると、より面白さを発揮するとあらためて感じた。
- ニュースが何本か入っていたが、時事的な要素があまりなく、話題を広げることもなくあっさりしていたので、日曜日の朝ということもあるので、ゆったり1週間を反芻するようなことがあっても良いのではないか。
- 毎週日曜日のこの時間に聴く習慣がはっきりしているリスナーには良いのかもしれないが、新規で聴くには2時間は長く感じた。長寿番組として成功しているのでなかなか変わりづらいと思うが、新しい、特に若い世代のリスナーを獲得するにはきちんと聴取データを分析した上で変化も必要だと思う。
TBSラジオ番組審議会事務局