第182回 TBSラジオ番組審議会 「清塚信也 Xタイム ラジオ」

2020年5月25日(月) 第182回 TBSラジオ番組審議会より
2020年5月10日(日)放送(19時00分~19時30分)「清塚信也 Xタイム ラジオ」

 

審議委員(敬称略)

委員長 渡邊 久哲
副委員長 伊藤 英敏
委員 横山 真司 ペリー荻野 水科 孝之 増田 弥生 児島 満理奈

 

局側担当者

  • 三村 社長
  • 碧海取締役
  • 門田編成局長
  • 長谷川制作・情報部長
  • 内田番組プロデューサー
  • 吉野番組審議会事務局長

 

委員の主な意見

〔審議対象番組〕
2020年5月10日(日)放送(午後7時00分~7時30分)『清塚信也 Xタイム ラジオ』
この番組は、ピアニストの清塚信也さんが、リスナーのメッセージを受けて、トークをしたり、即興でピアノを演奏したりする30分番組です。
2019年10月に番組がスタートしておよそ半年が経過し、TBSラジオの日曜の夜を彩る番組となりました。


〔委員の主な発言〕
◇清塚さんは話し方が上手く聴きやすいし、音楽だけでなくゲームや野球まで、様々なジャンルの話題も豊富で楽しい。BGMで流れるピアノの演奏も心が落ち着く。日曜の夜のひとときにうってつけの番組だと思う。

◇全体的に清塚さんの少し照れの残った感じのおしゃべりは非常に身近に感じて親しい友人の話を聴いているようで、とてもいい気分にさせてくれる。変にリスナーに媚びるわけでもなく気軽に聴ける良い番組だと思った。

◇音楽界では今話題の人物という期待をもって聴いたこともあり、ピアノの即興パートをもう少し聴きたかった。いつもと違う(自宅での収録)スタイルだったこともあって、ちょっと不自然な緊張感も感じた。

◇ピアノの即興を番組で、という表現の仕方がすばらしく、音楽に明るくないリスナーにも聴き入るような音色を届けてくれる。radikoで繰り返し聴けるとはいえ、その場限りのプレミア感を感じることができる、なかなか他にはない番組だ。

◇全体を通して楽しく、あっという間の30分番組だった。単に流暢な語りとは違う親しみやすさを感じる。リスナーからのメールに対する受け答えにもゆっくりと語りかける話し方はとても好感がもてた。

◇「詳しくはSNSで・・・」というコメントがちょっと多かった。SNSで発信される情報もリスナーの楽しみではあるが、番組内でもっと具体的にメッセージをたくさん発信したほうがリスナーはより楽しめると思う。

◇清塚さんの魅力を満喫するには放送時間が短くリスナーも名残惜しいのではないか。番組タイトル「Xタイム」は気ままに時間を気にしないで演奏するというJAZZのゆったりした世界観を表すものなので、このコンセプトでいうならもっと長い放送尺であっても良き気がする。

 

以上

 

(TBSラジオ番組審議会事務局)