- 2021年2月22日(月)第189回 TBSラジオ番組審議会より
- 2021年1月13日(水)放送(21時00分~21時30分)『テンカイズ』
審議委員(敬称略)
委員長 | 渡邊久哲 |
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副委員長 | 伊藤英敏 |
委員 | 横山 真司 ペリー荻野 水科 孝之 増田 弥生 児島 満理奈 |
局側担当者
- 三村社長
- 碧海取締役
- 加藤UXデザイン局長
- 長谷川UXプロデュース部長
- 志田番組プロデューサー
- 吉野番組審議会事務局長
審議対象番組
2021年1月13日(水)放送(21時00分~21時30分)
『テンカイズ』
この番組は、2019年10月にスタートした、幅広い分野で活躍する「企業」や「人」を徹底分析しようという経済番組です。
委員の主な発言
- スタートアップ支援や新しい事業を紹介することを目的とした経済番組をラジオで、という試みは意義があると思う。番組内で自社の紹介が自然な形でできるということも面白い。宇賀なつみさんの明るく丁寧な進行に好印象を持った。
- 今回の放送はセミナーの公開収録の模様を放送するという回だったが、いつも聴いている人には特別な回とわかるかもしれないが、初めて聴くリスナーには伝わらないだろう。じっと聴ける構成になっておらず、途中で離れたリスナーもいたのではないか。
- 公開収録をコンパクトにまとめて何とかその模様を伝えたいという制作者の努力はよくわかったが、30分では短すぎてよく伝わらない宇賀さんのさばきが素晴らしかっただけにもっとゆったり聴ける余裕が欲しい。
- 番組の趣旨はとてもよくわかるが、この放送回でいえばあわただしすぎてよく理解できない。SNSと連動していることでも後で知ったので番組内で導線を伝えるべきだ。一般のリスナーに興味を抱かせるにはさらに工夫が必要だろう。
- この内容をラジオで放送する意義がもう一歩進んだ形で伝わるような番組になってほしい。伝わらないとすごくもったいないし、改善によっては可能性がすごくある番組だと思う。
- 公開収録でのプレゼンがラジオのリスナー向けられたものではないのでイメージしづらかった。プレゼンが終わるごとに、宇賀さんからリスナーにも向けたフォローが入るともっと良かったかもしれない
- 着眼点として面白い番組だ。この放送回で言えば、1時間の映像を30分に、しかも音声だけでわかりやすくまとめるためには情報量をかなり削らないといけないので、リスナーは理解することが難しかったのではないかと感じた。
TBSラジオ番組審議会事務局