第194回 TBSラジオ番組審議会 『日能研 presents ラジオドラマ「風立ちぬ」』

2021年9月27日(月) 第194回 TBSラジオ番組審議会より
2021年8月5日(土)、12日(土)2週放送(午後10時00分~11時00分)
『日能研 presents ラジオドラマ「風立ちぬ」』

 

審議委員(敬称略)

委員長 渡邊 久哲
副委員長 伊藤 英敏
委員 横山 真司 ペリー荻野 浜田 敬子 望月 優大 児島 満理奈

 

局側担当者

  • 三村社長
  • 武田番組審議会担当役員
  • 長谷川UXプロデュース部長
  • 久保田番組プロデューサー
    志村UXプランニング部員
  • 加藤番組審議会事務局長

 

委員の主な意見

〔審議対象番組〕
2021年8月5日(土)、12日(土)2週放送(午後10時00分~11時00分)
『日能研 presents ラジオドラマ「風立ちぬ」』
この番組は、スタジオジブリの宮﨑駿さんの漫画『風立ちぬ』を初めてラジオドラマとしてTBSラジオが描いた特別番組。TBSアナウンサー陣が主演及びキャストを担当し、映画とはひと味違う音声だけの『風立ちぬ』を紡ぎ出す。脚本は丹羽圭子氏、音響効果には映画「風立ちぬ」を担当した笠松広司氏。演出は深作健太監督が務めた。



〔委員の主な発言〕
◇私はあまりラジオドラマに触れたことがなかったので、すごく新鮮に聴かせて頂きました。今回、これを機に映画の方もDVDを借りてもう一回見直してみましたが、いい意味で違うところがあって、コンテンツとして独立して価値のあるものになっていると思ったので、すごくいいなと思いました。

◇『風立ちぬ』という戦争というテーマを扱ったラジオドラマがチョイスされていましたが、今回はオリパラの影響で戦争のニュースとかメディア露出が減っていると聞いていたので、こういう時期に戦争について触れる作品を選ばれたことにも社会的な意義があったのかなと思います。

◇出演は、声優さん、俳優さんではなくアナウンサーの方が担当されていましたが、メリットとしては滑舌も良くて聴きやすいし、声もいいなと感じました。一方、デメリットとしてはきれいに聴こえ過ぎるというか、何となく話し方とか声の質が同質的な感じがあって、登場人物の個性を感じにくい気がいたしました。

◇効果音とか音楽もラジオドラマのもう一つの出演者ではないかと思います。全体の構成では、喋りが非常に多くて、つながり過ぎていて、音楽だけを聴くとか、音を聴かせるというところがもっと多くあってもよかったのではないかという印象があります。

◇ラジオドラマが非常に少なくなってきましたので、是非やってほしいと思っていました。
また、アナウンサーが挑戦するということには勇気が要ると思いますが、アナウンサーの方々にとっても勉強になるかと思いますので、今後もラジオドラマを頑張って続けて頂きたいというエールを送りたいと思います。

◇今回のラジオドラマで独自に追加されている部分があり、すごく価値のある部分なのかなと思いました。作品として作りこんだものであればあるほど、放送の1回だけだと勿体ないので何回も聞けるYoutubeに上げられているということでそれは担保されていると思いますが、もう少しこの作品に注目して欲しいというアピールが、世の中に対してあってもいいのかなという気がしました。

 

(TBSラジオ番組審議会事務局)