第204回 TBSラジオ番組審議会   『たまむすび』

2022年9月26日(月)第204回 TBSラジオ番組審議会より
2022年9月12日(月)放送(13時00分~15時30分)「たまむすび」


 

審議委員(敬称略)

委員長 渡邊 久哲
副委員長 伊藤 英敏
委員 横山 真司 浜田 敬子 望月 優大 川口あい 児島 満理奈

 

局側担当者

  • 三村社長
  • 武田番組審議会担当役員
    長谷川事業創造センター長
    中野プロデューサー
  • 宮城事業創造センター員
  • 加藤番組審議会事務局長

 

委員の主な意見

〔審議対象番組〕
2022年9月12日(月)放送(13時00分~15時30分)
『たまむすび』
「世の名をパ~ッと明るく!」をコンセプトに長期化するコロナ禍、ストレスに晒される日々に、頭を使わず、ただ笑っていればいいという、癒し・救いになる時間を、リスナーと寄り添い続ける番組です。
この回では、パーソナリティの赤江珠緒さんと月曜パートナーのカンニング竹山さんが、9/21に番組10周年を記念して開催する「たまむすびin武道館」に関する情報を紹介。他にも、『桃屋のかんたんレシピ』では、白井京子さんの案内で「折りたたみキンパ」を紹介。15時台では、『週間ニッポンの空気』にて、TBSラジオ・澤田大樹記者と、「新型コロナ関連の動きまとめ/岸田総理、国葬巡り開会中審査に出席」についてお届けしました。


〔委員の主な発言〕
◇全体的に非常に聴きやすく、飽きない厚生でよくできていると思いました。赤江さんを囲んでいる皆さんが楽しく参加していて、非常に好感が持てる番組で、2時間半にしてはそんなに長さを感じませんでした。
一番印象に残ったのは、澤田記者が登場した「週刊ニッポンの空気」というコーナーです。沖縄県知事選挙から始まってコロナの全数把握の話、国葬の問題、澤田さんが的確で嫌味のない、とてもいい解説で、納得できるものが非常に多く、とても良かったです。

◇リスナーさんから情報を集めるなど、リスナーの参加意識などもあって、番組との一体感が持てるなど、午後のひとときを気軽に聴きながら過ごせる楽しい番組。武道館に非常に大勢の方が集まってラジオというメディアを出発にして、リスナー同士がつながったり、出演者の方と身近に接したり、その楽しさをもっと大きくできる効果があるのかなと思いました。


◇赤江さんはアナウンサーなのでとても聴きやすいですし、竹山さんも他のところで聴くよりも毒が抑えられていて、心地いいとすごく感じました。「桃屋もかんたんレシピ」では、ホームページがあるということだったので、すぐに検索しましたが、私には探せませんでした。ラジオで耳だけでレシピを聴くとフラストレーションがたまるので、できればレシピや手順が簡単に見つけられるところにあって、写真もあると、もっと作ってみようかなという人が増えるのかなと思いました。

◇非常に安定感があって、エンゲージメントが高く、赤江さんの声の聴き心地のすごく良くて、いいな、すてきだな、面白いなと改めて思いました。一般的なお話から、裏話から、スポーツ、漫画、アニメなど、テーマが幅広くて、すごくわかりやすく、オールジャンルで幅広い方々に対応していかれるバランス感覚もすばらしいなと思いました。

◇テンポや内容など、「ながら聴き」にすごくあっていると思いました。リスナーさんきっかけの企画とか、番組とリスナーさんとの距離感も非常に心地良いもので、そのメンバーに入ったら毎回面白いだろうなと思って聴いていました。この番組の予備知識があまりなかったのですが、説明とかもわかりやすく、初めて聴いても乗り遅れることなく聴くことができると思いますが、ライフスタイルとかを考えると、仕事をしている時間帯なので、この番組を聴き続けるのは難しいのでないかと感じています。ラジオを聴くことをいかに習慣化してもらうかを考えるのは難しいところだと感じています。

◇2時間半、本当にリラックスした時間を過ごせるというのがウリだと思いますが、中には結構情報が入っていると思います。「週刊ニッポンの空気」は、単に情報を伝えるだけでなく、記者の視点・考え・経験が入っていて、少し切り込んだりもしながら、今何が問題になっているのかをいい感じで伝えてくれる、とてもいいコーナーだと思います。

 

(TBSラジオ番組審議会事務局)